クリスチャンの方から、体験談を共有して頂きました。
          
        1.Aさん 50代女性・主婦
          2.Oさん 60代男性
          3.Oさん 60代女性・主婦
          4.Kさん 30代女性・会社員
          5.Fさん 20代男性・学生
          6.Aさん 50代女性・主婦
          7.Tさん 50代女性・主婦
          8.Oさん 20代女性・ピアノ教師
          
          1.Fさん 20代男性・学生
          
            小学生のとき、母に連れられて教会に来ました。それから、何年か経って高校生の時、また、教会に来ました。今度は自分の意志で来ました。でも、その頃の僕にはどうして母が神にばかりすがるのか分かりませんでしたし、兄のことで泣いてばかりいる母を見る日々がつらくて、学校からも家からも逃げたくて、でもどうすることもできない無力な自分をひがんでばかりいました。  
            
            そんな僕が神様のことを真剣に考えるようになったのは、浪人することが決まった時に教会の人に誘われて行ったキャンプからです。そこで、出会った深い信仰を持った友達のおかげで、キャンプから帰った僕は神様を信じ、洗礼を受けたいと思って準備クラスを用意してもらいました。
             
            
            だけど、僕は、大学に合格しなければいけない焦りと、面白くない勉強の日々に負けて、洗礼はおろか教会にさえ来なくなり、弱音ばかり吐くようになりました。運良く大学に入れた今、やっと自分自身を振り返ることができます。あの時、泣いている母をどうして慰めてあげられなかったのだろうか、親の期待に応えられず部屋にこもるようになった兄をどうして許すことができなかったのか、どうしようもない重荷を背負った友達を知らずに、ただ自分だけが辛いかのように弱音を吐き、自分の弱さを忘れているが故に、他人の弱さも忘れ、自分のことしか考えなかった僕が見えるようになりました。完全な人間なんていないって知っていたはずなのに、分かっていたはずなのに、どうして僕はもっと家族や友達を思いやることができなかったのか。
             
            
            今、自分の罪を神様に悔います。そして、洗礼を受けて、これからの人生は神様と共に歩んでいけるよう強く願います。僕に神様を教えてくれた教会の人々に本当に感謝しています。ありがとうございました。